蠍座


ここしばらくの間、見えない何者かが 水面下であなたの日常生活を邪魔立てしていたのかも知れません。
そして今まさに、ずっと重く引きずって来ていたそれを 手放す機会が廻って来ているのではないかと思うのです。

誰かと関わる場面で事あるごとに顔を出す癖や考え方、子供の頃から抱えて来た慢性的な不調や負けられないパワーゲームなど。
もっと自由に身も心も軽く飛び跳ねたいと あなたは本当は思って来たはずです。そして、ようやく気付き始めたのではないでしょうか。
過去の自分を手放しても決して負けたりはしない事に。むしろ手離す程に軽々と状況を持ち上げる余裕が手に入るかも知れません。


1月は、子供の頃の記憶に触れるような事が意識されそうです。ずっと蓋をして来た古傷に対面するような痛みを伴うかも知れません。
そこから何か奮起して、ずっと憧れていたけど機会が持てずにいた 今後長く関わる事になるものの勉強を始める人もいそうです。
1月後半、家族や身近な相手との関わりを通して、不安に感じられた「見えないもの」の正体に立ち向かうような流れが起きそうです。
その種の多くは身内的な甘えや暗黙の慣習の中にあり、それがいよいよ緩やかに解けて癒される時期を迎えたのかも知れません。

2月初め、引き続き大きな癒しの時期が廻ります。これまで担って来た物事をひっくり返すような状況が訪れるかも知れません。
けれどそれは蓋を開けて中身を取り出すようなもので、懐かしいおもちゃを発見するような優しい驚きもあるでしょう。
2月中旬以降、不思議な感覚をもたらす出会いや、ご縁の存在や魂の絆を信じたくなるような相手との再会の気配があります。
また、プライベートで関わる相手と 長い間の物語をしっかり話し合ったり、きちんと折り合わせて行く作業が発生するでしょう。

3月は、美しい愛の物語が始まりそうです。隠し持っていた傷やこだわりをそっと包んでくれるような 優しい気配が感じられます。
または、高みを目指して突然何かを学び始めるのかも知れません。これまでのパターンは緩やかに開放されて行くでしょう。
3月後半、過去を見つめる流れはまだ続いていますが、身近な関わり合いは次第にスムーズになって緊張もほぐれて行くはずです。
ここで、未来へのチャレンジに本気で向かい合う決心が固まるでしょう。願いを込めてヴィジョンを描くのに効果的な時期です。

4月、非常に大きな「目覚め」を経験するでしょう。日々担って来たものや義務、労働環境などについてインパクトが訪れます。
深く内面を見つめたり精神的な解放を経験する中で「心から望んでいた事」にハッキリと気付かされるのではないかと思います。
しばらく意識に上がっていた古傷や身体的な不調などずっと抱えていたものと、ここできっぱりと対決するような形になるでしょう。
4月後半、その激しい断捨離のプロセスが進む中 不思議と身軽で楽しい気分でいる事に気付いて驚くかも知れません。
転職や独立のため真剣に学んだり外科手術のような思い切った決断をするなど。「助け手」となる人物との出会いもありそうです。

5月、背負って来たものがふわりと報われる時間が訪れそうです。誰かと向き合い真剣な対話や内面を見つめる作業が続くでしょう。
相手の問題と対面している内に自分自身のこだわりが氷解して行ったり、見えない気遣いや思いやりに救われる場面もありそうです。
5月後半、過去を深く掘り起こしていた心境を脱し 前進を始めます。深い所で支えてくれる絆やご縁の存在にも気付くでしょう。
この時期あなたを本当に守り包んでくれるのは、案外 痛い所を突いて来るような「言葉の過ぎる」相手であるかも知れません。

6月、かつて手の届かない場所に行ってしまったような相手と 不思議な廻り合わせで再会するかも知れません。
ここではたくさんの過去に根差した会話が交わされる事になりそうです。優しい雪解けのようなタイミングです。
6月後半、もう一度心の領域の「掘り残し」を片づけるでしょう。全てを出し切った後 心の泉に未来への意欲も湧いて来るはずです。
誰かを愛情深く精神的に支え続ける事を決意したり、憧れと理想を胸に 留学や遠くへ旅立つ人もいるのではないかと思います。


忍耐し続けて来たのは一体何のためだったのか。ここで、あなたはひとつの事柄に気付き当たるかも知れません。
身近にいる大切な人々のために。存在意義をかけたプライドのために。まるで修行のような気高さで挑み続けていたかも知れません。
けれど、身勝手な人々の姿を目にしたあなたの心の奥底で、じわじわと何かの火種がくすぶり続けていたのではないでしょうか。

その火種は、遠い遠い記憶の向こうに追いやられ、あなたが気付いてくれる日を待っていたのではないかと思うのです。
痛みを認める事は自分の弱さと向き合う事。けれど何より目を背けていた事が、後に一番の強みに変わる事を私達は知っています。

前進を阻んでいた、見えない「敵」。それすら、泣いている迷子のように あなたに差し伸べられる手を待っていたのかも知れません。



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